人前で話すことが得意な人たちというと、どのような職業を思い浮かべますか?
芸能人や司会業の人、あるいは各種セミナーなどの講師…。人前に立つことが収入につながっているような人の話し方はやっぱり「上手」だと感じますよね。
基本的に話すことを生業としている人は、自分のスタイルがしっかりできていて、めったにそれをくずすことはありません。『あがり症』の人はその逆、環境や雰囲気に左右されてどんどんスタイルが崩れてしまい、やがてはパニックへと陥ってしまう事も…。
これを『あがり症』の克服法に応用してみましょう。自分なりのルーティンを作り上げることで、気持ちをコントロールしやすくすることができるのは前にお話ししましたが、それは話し方でも同じこと。「人前であがらない話し方のコツ」なのです。
具体的にどういう話し方をしていけば、あがらないで済むのでしょうか。『あがり症』の人が一番プレッシャーを感じるのは、人前に立った瞬間です。ということは「導入部」に決まった形を持ってくれば、スムーズなスタートをきることができそうですね。
例えば
おじぎ→みなさん、こんにちは(あいさつ)→○○と申します。→何々についてお話します。
簡単なようですが、まずこの話し方の流れを頭に叩き込んでおきまましょう。おじぎはゆっくりと時間をとって。そのほうが美しさにつながりますし、気持ちも落ち着いて話に集中することができるでしょう。一つ一つの動作をしっかりとこなしていくことも、『あがり症』対策に有効なことだと言えますね。
話を終える時は逆の流れになります。
何々についてお話させていただきました。→○○でした。→おじぎ
あせってわからなくなったときのために「サンドイッチ式」と覚えておきましょう。
さて、問題はサンドイッチの中身、話の本文を忘れてしまった場合です。特に『あがり症』の人は環境の変化に弱いですから、なにかアクシデントが起きしまって頭が真っ白…と言う事態も予想しておいたほうがよいでしょう。
そういう時のために、話す内容を箇条書きにしておくと安心です。ただ、このメモをあまり長く懇切丁寧に書いてしまうと、逆にあせったとき読みづらく役に立たないということも考えられます。「あせった自分」を想定して、簡潔にわかりやすく大きな文字で書きましょう。
それでも「わからない!」となったときは、無理をして続けようとせずに話を終わらせてしまうことです。
サンドイッチ式を思い出してみましょう。最後に○○についてお話しましたといって結んでくださいとお話しましたよね。そこに着地させることだけを考えてみてください。
そういう事態のために、「箇条書き」のほかにメモをもう一つ用意して、自分の一番言いたい事を20文字程度にまとめておくのもよいでしょう。パニックになりそうだったら、それを読み上げて終わりにしてしまえばいい、そう考えておけば人前で話すことが少し楽になりませんか?
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